Rで月の名前を出力する

Rで月の名前を出力する方法についてまとめます。

時系列データなどを扱う際に、月の名前を出力したいことがあります。 Rには組み込みの定数として月の名前が用意されています。

• month.name : 月の名前（英語）
• month.abb : 月の省略形（英語）

abb は “abbreviation”（省略形）の略です。

# 月の名前を表示
month.name

 [1] "January"   "February"  "March"     "April"     "May"       "June"     
 [7] "July"      "August"    "September" "October"   "November"  "December" 

# 月の省略形を表示
month.abb

 [1] "Jan" "Feb" "Mar" "Apr" "May" "Jun" "Jul" "Aug" "Sep" "Oct" "Nov" "Dec"

これらの定数を使うことで、簡単に月の名前や省略形を出力できます。

範囲を指定して月の名前を取得することもできます。

# 1月から6月までの月の名前を表示
month.name[1:6]

[1] "January"  "February" "March"    "April"    "May"      "June"    

たまにしか使いませんが、覚えておくと役立つことがあります。

使用例

例えば、データフレームの列名として月の名前を使いたい場合などに便利です。

data.frame(
  Month = month.name[1:4],
  Value = 1:4
)

     Month Value
1  January     1
2 February     2
3    March     3
4    April     4